「公務員って安定してるし楽そうだね」
公務員時代、大学の友人に言われた言葉です。
これを聞いた時、まだそんなこと思っている人がいるんだ…と、友人に少し失望したことがあります。
（現在、その友人とは連絡を取っておりません。こちらから連絡を断ち、自然消滅しました。）
公務員と聞くと特に親からは「凄いね！」と喜んでくれますが、世間的にはまだまだアンチも多いですよね。
「この給料泥棒が！」や「こっちはたらい回しされてこりごりなんだよ！」と、もう何度言われたことか…
今回は経験談から、公務員は決して楽じゃないことを話します。
なぜ「楽」と言われるのか？
あああ
部署ごとに残業時間の差あり
公務員には様々な部署がありますが、担当によって残業時間が多く異なります。
よく「福祉課はヤバい」と聞きますが、人事課、財政課もなかなかに大変だと思いますし、繁忙期によって変化します。
（実際、私が新卒で配属された部署は福祉ではなく、人事や財政も行う部署でした。）
当時配属された部署はもっとも残業時間が多い部署で、特に年度末・年度始めの3～5月が大変でした。
その部署では本日の目標や退庁予定時間、昨日の退庁時間などをメールで共有することがありましたが、初めて先輩のメールを拝見した際に昨日の退庁時間が『23：50』でした。
他の職員のメールも拝見しましたが、ほとんどの方が23時以降の退庁時間でした（中には、日付を超える方も...）。
配属早々、「おや...？」と思いましたね。
そして、この不穏な空気は的中してしまいます。
4月は基本定時で帰らせてくれましたが、5月はGWや東京での研修があった影響で、半ば以降は毎日23時帰りでした。
ある日、初めて同期会をした時、『定時退庁』について話すことがありました。
同期の一人が部署ごとの月々の残業時間をまとめる業務をしており、その時に言われたのが「ゆらの所の残業時間、他の部署より30、40時間違うんだけどどうしたの...？」です。
どうやらほとんどの同期は定時退庁しており、23時に帰るのは私だけだったんだ、とそこで初めて知りました。
「担当者に聞いて」がデフォ
あああ
この考えは公務員向いてないよ
私が「この人公務員に向いていないな...」と思うのは3つあります。
1つ目は法律や規則に基づく業務を行うのが苦手な人です。
2つ目は組織の階層構造に抵抗がある人です。
3つ目は成長したい、新しいことに挑戦したい人です。
さいごに
あああ
