こんにちは、webデザイナーに転職したゆらです。
今回は、私がwebデザイナーになるまでについて実体験をもとに話します。
未経験転職で騙されかけた話
はじめに、未経験でwebデザイナーになるのは正直難しいです。
よく転職サイトで「未経験OK!・学歴不問・最長1年の研修・面接1回」の謳い文句を見かけますが、これらには引っかからないようにしましょう。
私自身2年前、「未経験でもできるんだ…!」と浅はかな考えを持ったまま転職活動をしてしまったことがあります。
当時、私はとある企業を受けて面接1回で採用され、「これで晴れてwebデザイナーだ!」と思っていました。
しかし、入社前説明会で聞いた話によると、
・最初の6か月は派遣社員
・派遣先が決まるまでコールセンター業務をやらされる
・研修はyoutubeで寄せ集めた動画ばかり…
挙げればキリがないのですが、これらの話を聞いて「何か怪しくない…?」と感じるように(気づくのがあまりにも遅かったのですが)。
その後、この企業に入るのが怖くなり、内定辞退をしました。
内定辞退した時は会社に申し訳ないと思ってましたが、まずは転職活動自体を考えるべきだと痛感しました。
たしかによく考えれば、未経験転職なんてスキルと知識が不足しているため学ぶことが多いし、キャリアの進展が遅れる可能性があるため、リスクが大きすぎます。
本当によく考えてから行動することが大事ですね。
webデザイナーになるためにしたこと
転職に失敗した私が次にしたことは、オンラインスクールに通うことです。
はじめは、「お金かかるの嫌だな…」と思っていましたが、本気でwebデザイナーで目指すなら自己投資することが大事だと考え、通い始めました。
私が意識したことは、学習と実践の両方を重視して基本的なスキルと知識を身につけることです。
【学習編】
<さいしょに学んだツール>
・HTML
・CSS
・JavaScript
・PHP
上記のツールについて、web開発の基礎技術を学ぶことは、webページを作成するうえで必要不可欠です。webページの構造やデザイン、インタラクティブな機能を実装できるようになります。
<次に学んだツール>
・Adobe
・Photoshop
・Ilustrator
・Figma
上記のツールについて、これらを使いこなすことでプロフェッショナルなグラフィックデザインや、UI/UXデザインを作成することができます。
さらに、レイアウトやタイポグラフィ、カラー理論といった基本的なデザインの原則を学び、デザインの質を高めます。
webデザインのトレンドは常に変化しているので、継続的な学習が欠かせませんね。
【実践編】
自分のスキルを示すため、自分の作品を集める=ポートフォリオを作成します。
ただ、はじめからひとりでできるわけがないので、模写コーディングすることから始めます。
スクールでは私と同様にwebデザイナーを目指す人が多かったので、受講生が講師にチャットで分からないことを聞いたり、受講生同士で情報を共有したりしてお互い意識を高めてました。
こういうスクールって途中辞めたりとかありそうですが、私が通っていたスクールはみんな本気でwebデザイナーになりたいと勉学に励んでいました。
そのおかげもあってか、私もモチベーションが上がっていき、どんどん挑戦していきました。
もう一度転職に挑戦する
次は失敗しないぞと誓い、転職活動を再開しました。
まず、自己分析を洗い出すために、現在のスキルや経験をリストアップし、自分がどのような価値を提供できるか明確にしました。
私の場合、エージェントと話し合いながら履歴書と職務経歴書を作成しました(ひとりで作るのは難しすぎました…)。
この時、応募先に合わせてカスタマイズして企業が求める要件に合わせた内容にします。応募先によってはポートフォリオを提出する場合が多いので、私はこれまで作成してきた作品をアピールしまくりました。
面接時は結論ファーストを意識し、面接官が何を聞きたいのか考えて言葉のキャッチボールできるようにしました。
結果として、10社中8社が最終選考までいき、うち5社内定をいただくことができました!やっと晴れてwebデザイナーになれました。
正直、1年半でなれるとは思っていませんでしたし、こんな私がなれるとかないか…でしたが、ここまで諦めずにwebデザイナーを目指して本当に良かったです。
さいごに
「webデザイナーって魅力的だよね。だってリモートワークできるし未経験でもできそう!」
このような考えは今すぐ捨てましょう。当時、私が思っていたことです。
今思えば、「何甘ったれてんだ!そう思っている暇があるなら勉強しよう!」ですね。
今回の投稿で、webデザイナーになるにはいかに時間がかかることが分かっていただければ幸いです。